agilent e4980aのファームウェア更新
キーサイトの更新履歴一覧によると、現在はAで始まるファームウェアが2種、Bで始まるファームウェアが1種の計3種類があるようです。
https://www.keysight.com/upload/cmc_upload/All/FirmwareRevisionHistory_E4980A_Aug2018.pdf
A版かB版かは、シリアル番号によって指定がされています。e4980aのOSが異なるようです。
A版2種の違いは『For new LCD/FPGA』用と『For old LCD/FPGA』用と表記がありますが、当方の個体がどちらに該当するのかは不明でした。キーサイト社へ問い合わせると判るのかもしれません。
『For new LCD/FPGA』用は、2015年4月に初版公開となっているので、製造時期による区分であればその辺りに境界がありそうです。
当機は、該当の可能性が高い『For old LCD/FPGA』用の『Revision A.06.16』へ更新をしました。
ちなみに『For new LCD/FPGA』用の『Revision A.06.17』への更新もでき、更新後の動作も一見可能なようです。
e4980a背面パネルのmini-B usbポートとパソコンを接続し、e4980aの電源を入れます。
connection expertを使用し、e4980aのvisa addressを確認しました。
目的のファームウェアファイルをコマンドプロンプトで実行します。
更新が完了するとe4980aは自動で再起動をしました。コマンドプロンプトは下記の状態になりました。
更新完了直前です。
自動再起動後のsystem info画面です。
B版のファームウェア更新は、LANかUSBドライブを経由し、GUIで行うようです。
『B.07.05』を実行すると、下記GUIウインドが表示されました。
安全の為これ以上は進みませんでした。
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